注・こちらのゲームは、2021年8月30日に終了しました。

パズルの彼方へ、さあ行くぞ!

トイ・ストーリードロップ!

総合評価
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パズルの難易度
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独自性
star3

 パズルを解きながら、ウッディを筆頭におもちゃのキャラクターの身のまわりで起こる問題を解決していくゲーム。 アニメーションが細部に渡って作られているので、楽しいおもちゃの世界を堪能できる。トイ・ストーリーが好きな人はもちろん、よく知らない人でも楽しめる。
 パズルやグラフィックがよくできている一方、課金アイテムやブースターをもらえる機会が少ないのが残念だった。

ゲームの魅力 1.アニメーションが凝っている!

 トイ・ストーリーのキャラクターがとにかくかわいい!さらにキャラクターだけではなく、おもちゃの仕掛けも動くなど、細かいところまでアニメーションが作り込まれている。

 例えば、

1.パズルの時のウッディ
 パズルを始めると画面の上に登場するウッディ。普段は穏やかな表情でこちらを見ているが、残りの移動回数が少なくなると焦りはじめる。かわいい。

2.特別なステージでのアニメーション
 ウッディ以外のキャラクターが登場する面で、クリア目標のアイテムを回収すると、キャラクターがそのアイテムをキャッチするアニメーションが挿入される。パズル中に他のキャラクターが登場するシーンは少ないけれど、動きがしっかり作られていて素晴らしい!

3.マップ画面
 マップ画面にはキャラクターやアイテムが至るところに配置されている。一部のキャラクター(またはアイテム)はタップすると、動いて反応してくれる

 このように、おもちゃの世界の遊び心が感じられる。また、アニメーション以外では、

パズルをクリアするとウッディが褒めてくれる
・タイトル画面とマップ画面で、トイ・ストーリーの主題歌「You've Got a Friend in Me(君はともだち)」が流れる。

ゲームの魅力 2.電池集め

 本作では、パズルを10面進めるごとに大きな電池が道を阻んでいる。そこにたどり着くまでに電池を一定数以上集めることで、大きな電池の充電が満タンになり道が開かれる。電池はパズル中に登場するピースの一つで、他のピースと同じように縦か横に3つ以上消すことで集めることができる。一番奥のステージまで進んだ時点で電池が足りなかった場合は、

・ハムという豚の貯金箱のキャラクターのお店で、課金アイテムを使って電池を買ったり、ネット広告を見て電池をもらったりする。
過去のステージでもう一度遊ぶ

 といった手段を取ることになる。

  ちなみに、過去のステージでもう一度遊んでみると、なんと以前よりも難易度が上がっている。3回目になるとさらに難易度が上がる仕様である。2回目はともかく、3回目の難易度はエグい。最初のステージでも、3回目の難易度は高いので苦戦を余儀なくされる。
 1回目の時になるべく多くの電池を集めながら、パズルをクリアするという器用さが求められる。

ゲームの魅力 3.ボーナスアドベンチャー

 本編のパズルをクリアしていくと、道中にあるおもちゃ箱からおもちゃセットのアイテムをゲットすることがある。このアイテムはトイ・ストーリーの各キャラクターのおもちゃセットに当てはまるものであり、セットが揃うとボーナスアドベンチャーで遊ぶことができる
 ボーナスアドベンチャーでは、マップ画面が切り替わり特設のステージでパズルをすることになる。見事クリアするとごほうびがもらえるので、是非チャレンジしてみよう!

残念・不満だったところ

あらかじめ、トイ・ストーリーのキャラクターを知っておくともっと楽しめる。例えば、最初の話でアンディの名前が出てくるけれど、結局アンディは登場しない。知らない人からすると「アンディって誰?」となってしまうので、やはり予備知識を入れるのがおすすめ。ちなみに、アンディは人間。ウッディたちの持ち主。
・パズルに登場する特殊ピースを使うと画面が揺れる。慣れれば問題ないと思うけれど、人によっては画面酔いする可能性があるので注意。
課金アイテムやブースターのもらえる機会と量が少ない。無課金だとステージが進むにつれてだんだんきつくなるので、どうしても無料で遊びたいのであればこのゲームはおすすめしない。

初心者向き度
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「ゲームの魅力 3.電池集め」で紹介した通り、電池を集めながらパズルをクリアするという器用さが求められるため経験者向け。あらかじめ他のゲームで特殊ピースを組み合わせる感覚を掴んでおくと、進めるのが有利になると思われる。

レビューの作成日:2020年10月28日