はじめてパズルRPGで遊ぶならこれだ!
ウルトラマン
パズルシュワッチ!!
総合評価
パズルの難易度
独自性
プレイヤーがMGTという平和を守るチームの隊員になって、侵略軍団にあやつられた怪獣たちを退治するゲーム。歴代のウルトラマンたち(以下、ウルトラヒーロー)や怪獣たちで5体一組のチームを作り、パズルで敵を倒そう。
ジャンルはパズルRPGだが、ルールがシンプルなので初めてパズルRPGで遊ぶ人にもおすすめ。
一方で、パズルのステージをクリアするために必要な「戦力」の上げ方が地道なので、好みが分かれると考えられる。
【公式サイト】
アプリゲーム『ウルトラマン パズルシュワッチ!!』公式サイト
【Youtube プロモーション映像】
バトルの基本的なルール
バトルはパズルによる攻略と、チームの「戦力」やキャラクターの必殺技による攻略というパズルRPG形式で行われる。パズルは隣り合ったピースを上下左右に動かして同じ色を縦か横に3つ以上消すルールを採用している。有名どころで言えば「Empires & Puzzles」に近い。また、ルールは異なるけれど、同じパズルRPGという意味ではパズドラやぷよぷよクエストなどもそのジャンルに含まれる。
バトル画面は一番上に敵がいて、真ん中がパズル、左下にアイテム、右下にLP(チームの体力)、一番下に自分のチームのキャラクターが表示されている。真ん中のパズル画面でピースを消すと画面上部にいる敵に向かってピースが直進し攻撃することができる。バトルはターン制なので、ピースを一手動かして消すとターンが経過して敵の近くに表示されている数字のカウントが1つ減る。カウントが0になると自分のチームが攻撃されるので注意しよう。
画面上にいる敵をすべて倒すと次の画面へ移行し、また新たな敵が登場する。最後の画面で敵を倒せばクリアとなる。バトル中にLPが0になったらゲームオーバーだ。やられる前に敵を倒そう。
ゲームの魅力 1.ウルトラマン愛を感じる
本作では、ウルトラマン好きにたまらない要素が盛り込まれているので、その一部を紹介する。
・ウルトラマンシリーズでおなじみのキャラクターが次々登場
ウルトラマンはもちろん、ウルトラマンティガやウルトラマンゼロ、さらにはリリース当時に最新シリーズだったウルトラマンオメガも参加している。子どものころにウルトラマンを見ていた人には懐かしさを感じ、ファンの人ならたくさんのキャラクターに出会えて嬉しい作品になっている。
・ウルトラヒーローと怪獣の組み合わせでチームを作る
例えば、ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ・ウルトラマンガイアの平成三部作の3体を揃えたり、ウルトラマンとバルタン星人を同じチームに入れて共闘したりして、自分の理想のチームを作ることができるぞ!
・序盤の強敵は、やっぱりあの怪獣
本作がリリースされた当初、序盤の関門として数々のユーザーを苦しめたのは、かつてウルトラマンを苦しめたゼットンだった。「ゼットン=強い」というイメージはこのゲームでも健在だ。
ゲームの魅力 2.クリアする方法が分かりやすい
ゲームの攻略の鍵を握る要素の一つとして「戦力」というステータスが存在する。「戦力」はウルトラヒーローや怪獣などのキャラクターを手に入れた時や、キャラクターのレベルが上がった時などに上昇する。
この「戦力」が高ければ高いほど、パズルのステージがクリアしやすくなる。というのも、各ステージには「推奨戦力」という数値が設定されており、自分の戦力が推奨戦力より高いと相手に与えるダメージが上がり、逆に自分の戦力の方が低いと相手に与えるダメージが下がってしまう。
このような仕様になっているため、「いかにパズルを上手くやるか」や「どのタイミングで、どんな必殺技を使うか」といった戦略を練る必要性が少なく、とりあえず「戦力」を上げてパズルをやればいいといったルールのシンプルさが際立っている。そういった意味では、初めてパズルRPGをやる人には、とっつきやすいゲームだと言えるだろう。
ゲームの魅力 3.2つのジャンルのパズルで楽しめる
本作の通常ステージではパズルRPGのルールを採用しているが、一部のステージではRPG要素がない、「キャンディークラッシュ」のようなマッチ3パズルで遊べる面が登場する。例えば、「瓦礫撤去」というステージでは、怪獣と戦うのではなく、決められた手数以内にすべての障害物を壊すことがクリア条件となっている。パズルRPGのゲームの中で、マッチ3パズルも遊べるのはなかなか面白いと思った。
一方で、パズル力に不安なユーザーへのフォローもしっかりと行われているので安心してほしい。例えば、このようなパズルのステージでも「推奨戦力」が設定されており、自分の戦力が推奨戦力をある程度上回ると、動かせる手数が増える。また、パズルを攻略する時に役立つブースターも使える上、ブースターはゲームを進めると自分で開発できるようにもなるので、手持ちのブースターを貯めてからパズルに挑めば、いずれクリアできるようになる。
残念・不満だったところ
・ブーメラン(目標消しの特殊ピース)の精度がやや低い
目標消しとは、自動でステージクリアの条件に沿ったピースへ飛んで消してくれる特殊ピースのこと。「ホームスケイプ」でいうところの紙飛行機のことだ。本作では残念ながら、あまりブーメランの精度が高くなかった。例えば、クリア目標のピースを消すことよりも、なぜか障害物を消すことを優先してしまう。さらに、ブーメランと他の特殊ピースを掛け合わせたときに、最適な場所を消してくれないことがある。
・アイテムの種類が多いので、覚えるまでに時間がかかる
あと、これは人によると思うけれど、
・戦力の上げ方が地道
このゲームで戦力を上げるにはキャラクターを手に入れるためのガチャを回すことが基本になる。ところが、そのガチャは最初から最高ランクのキャラが100%出ない仕様になっている。初期のパズドラでいうところのホルスやイシス、初期のエンパズでいうところのエレナやリチャードが、ゲームを始めてすぐにゲットできない状態だと考えてもらっていい。
本作ではガチャを回しまくってガチャレベルを上げてからガチャを回すと、やがて低確率で最高ランクのキャラが出るようになる。なお、ガチャを回すには課金アイテムを使って回したり、動画広告を見てから回したりすることになるが、これらの回数には限りがある。その結果、何日も何ヶ月もかけてガチャを回してガチャレベルを上げて、少しずつ強いキャラを手に入れていくという地道な作業をしていくことになる。ちなみに、私が本作で最高ランクのキャラクターの1体であるウルトラマンティガをゲットするまでに67日かかっている( 日数には個人差があります)。
こういった仕様であることから、向き・不向きが分かれやすいゲームだと考えられる。
初心者向き度
地道な作業が嫌いでなければ、初めてパズルRPGをするのに向いている。
また、他にマッチ3パズルをやったことがある人は、自分の戦力が推奨戦力より低い場合でもクリアできる局面が増えるため、他のゲームで慣れていると少し有利になる。
レビューの作成日:2026年6月28日